当社におけるクリエーティブの考え方を、次のホームページ制作を事例にご紹介いたします。

クライアント:アーティスト 鈴原 凜
構 想: 映像、モデル、女優、音楽と活動してる鈴原 凜の活動をひとつに集約したものがほしい。
予 算: できるだけスモールな予算で

ここまでがオリエンでわれわれに伝えられた事柄でした。そこで考えたのが、

鈴原 凜の魅力とは

・舞台、フォトモデル、音楽と幅広く活動をしている。
・少女のような可憐さと、大人の女性としての佇まいがある。
・肌と髪がきれい

の3つを表現として定着しようということでした。これはそのままサイトコンセプトにもなります。

制作素材づくり

ロゴ

お店や商品、企業だと顔となるロゴが必要ですが、今回の場合は「人」なので人そのものがロゴですから、ロゴはあえてつくりませんでした。

コンセプトワード

彼女にヒアリングをした時、志していることは?と尋ねたら「人に感動を届けたい!」とのことでしたので “ a journey through the wonders of heart ” というコンセプトワードをつくりました。このワードを手がかりにクリエーティブを詰めていきます。

基本配色

人がメインですから、写真がたくさん出てくるなと思ったので、それだけでカラフルになります。なので、基本の配色は白と黒、そこに差し色としてピンクをあしらいました。

メインヴィジュアル

少女と大人の二面性、そのコントラストを表現したいということに加え、フォトモデルとしては比較的活動している実績と女優としてはまだまだこれから、ということを踏まえ、メインヴィジュアルには本人の写真を用いました。

また、フォトモデルとしては多くの実績があるので、少女な感じの写真に「凜と、咲きます。」とコピーを添え、女優としてはこれから、ということで、あえてピントの合ってない目を瞑っている写真を使用し「凜と、咲かせます。」とコピーを置きました。カメラマンにその意向を伝え、趣旨に合った表現を定着できるように心がけています。

この2つの写真をスライダーにしてトップページのメインヴィジュアルとして置きました。

コンテンツ構成

フォトモデル、女優、バンド活動の3つは押さえるということで、メインヴィジュアルの下にそのまま置きました。アイコンも、各活動を表すものにしています。また、プロフィール、お問い合わせ、プライバシーポリシーも制作していきます。

そこにTwitterのタイムライン、SHOWROOMでの配信などをSidebarに置いていき、認知とユーザビリティーの両立を図っています。

Twitterのタイトルも「凜の吐息。うふふ♡」というようにコピーライティングを施しました。

ここまでで基本的なことは一旦、表現できたと考えていたのですが、もうひと工夫、色華が欲しいな、と、いうことで、恋愛小説チックな短文をプログ構成で入れています。ただ、彼女のファンがこれを読んで、鈴原 凜が主人公かなと誤解を受けてもいけないので、注釈を入れています。

鈴原 凜のホームページはこちらからご覧ください。